転々し、酩酊

すなわち、世界ではまだ何一つ最終的なことは起こっておらず、世界の、あるいは世界についての最終的な言葉はいまだ語られておらず、世界は開かれていて自由であり、いっさいは未来に控えており、かつまた永遠に未来に控え続けるであろう、と。(『ドストエフスキーの詩学』P.333)

雑記

『実験しない断章』という小説を書きはじめました

アルファポリスで 実験しない断章 こんな小説を書いてます。どうにか一日一回の更新を目指したいですの。星空文庫ではなくてアルファポリスで書きはじめた理由は、インセンティブ報酬が得られるということで、ほんとうにこれでお金が稼げるならハッピー(む…

『劇場版アイカツ!』は恋の物語

きみはいったい、憧れているひとのようになりたいから夢を追いかけてるの? それともそれがやりたいから夢を追いかけてるの? と問うひともいる。前者を悪し様にいうのはいい。それだけをずっと持ち続けているのはよくない。でも、憧れているうちに「オリジ…

『Flyable Heart』桜子ルートの感想

桜子ルートは、世界を移動してからの話だけで考えると、病人とのラブストーリーの典型だけど、晶が違う世界で経験した桜子との恋愛が持ち込まれることによって典型じゃなくなっている。 病人モノの典型は、このひとがもしかして死んでしまうかもしれない、そ…

フィクションによる風評被害――『美味しんぼ』鼻血問題

『美味しんぼ』が福島の原発のせいで鼻血がでる、というような(そんなふうに受け取られかねない)描写をしたことがとてつもなく問題になっている。 しかし、このような風刺というのは、ひとびとにこのような問題がある、考えてはいかがか、と提示するために…

ぼくたちは、いちごちゃんたちが歌う歌から希望をもらった

模倣からオリジナルスターへ ――希望を与える歌詞 アイカツ新シーズンで新キャラの大空あかりが出てきて、いちごちゃんみたいになりたい、と言い続ける。こういうアイドルの世界とか(いまの世の中全般もそうだけど)、個性が大事だって言われてて、あなたは…

セレクトショップ化する大型書店

「お宅は本でなくて、偏見を売っているんですか?」についての屋代聡氏とカワイ韓愈ドロップ氏のやりとり - Togetterまとめ と 「お宅は本でなくて、偏見を売っているんですか?」 - 駄文 という、まとめを受けて書かれた記事。このふたつに触発されて書いた…

創作科で文章を学ぶということ

創作科というものは日本にはまだすくないが、欧米の場合は、デビューしている小説家というのはだいたいクリエイティブ・ライティング出身だ。 イアン・マキューアン、フラナリー・オコナー、ジョン・アーヴィング、レイモンド・カーヴァー、カズオ・イシグロ…

「のどじまん ザ!ワールド」が大嫌い!!

今日やってた、この「のどじまん ザ!ワールド」とかいう番組、とてつもなく嫌い。もちろん外国のひとが日本のドマイナーな曲を好きだって言ってくれて、しかも歌ってまでくれるのは嬉しい。 しかし、なんでこの曲が好きなのか、とかいう本人の掘り下げがほ…

詩とはいったいなんぞや

詩人とはいったいどういう存在なのだろうか。だって、読まないでしょ、詩なんて。ジュンク堂にいっても詩集のコーナーなんてほんとに一角にしかない。一角にもない本屋なんてざらだ。 小説家の存在はわかる。小説は読者を想定し、伝えるべきメッセージを(作…

星空文庫の韻文詩

星空文庫にはカテゴリーに形式、というものがあって、 小説、随筆・エッセイ、韻文詩、散文詩、の四つがある。現時点(2013/05/19)で小説が7478作品あるのに対し、散文詩が1290作品、随筆・エッセイが727作品ある。そして、韻文詩が109作品だ。韻文詩はかな…

子供のころの記憶の曖昧さと強固さ

伊勢崎あすか幼稚舎 ショスタコーヴィッチ 交響曲第5番 革命 ブコメや、つべのコメントにもあるように、いわゆる北朝鮮的であると感じた。という感想が多々ある。 強制、ということにそれを感じているわけではないと思う。たぶん、選曲が政治的思想を多分に…

ブログとダイアリー

どちらのほうがいいんでしょうね。 とりあえず試しにブログも使い始めてみる。 と思ったけど、もう移行しちゃえ、ということでこの記事以前のものは全部ダイアリーのもので、これ以降はブログになります。

星空文庫

星空文庫のシンプルさがいい。感想欄がないのもよい。簡単に感想を伝えることができないので、本当に感想を言いたい人しか感想は書かないだろう。それにより感想の質があがる。といったところなのかなあ。 サービス開始から結構経ってるのに、投稿数が少なす…

なぜブログを読むのか

たぶん小説やエセーを読むのと同じ感覚である。むしろ、ブログとエセーなんて同一であると言ってもいい。 他人の書いた文章を読むのはなぜだろう。はっきり言って自身にとって有益だからである、としか言いようがない。娯楽としてしか読んでいない、なんてこ…

ブログと辿町うたげの紹介

辿町うたげとブログの紹介記事です。 目次/学生です/小説が好き/プログレッシヴ・ロック/思想について――ラディカルな日和見主義/僕が書いたもの――小説以外/僕が書いたもの――小説/星空文庫/さよらならを云わないで/Twitter/ひらがなに開く/おわり