転々し、酩酊

すなわち、世界ではまだ何一つ最終的なことは起こっておらず、世界の、あるいは世界についての最終的な言葉はいまだ語られておらず、世界は開かれていて自由であり、いっさいは未来に控えており、かつまた永遠に未来に控え続けるであろう、と。(『ドストエフスキーの詩学』P.333)

ブログと辿町うたげの紹介

学生です

 僕は日本のとある大学で小説を学んでいました。いわゆる創作科というやつであり、Wikipediaでは文芸学科として紹介されています。
 もちろん、大学で小説を学ばなくても小説なんか書けるという声はあるし、僕もそう思います。じゃあなぜそんな学科に行ったのかというと、小中高と教育を受けてきて、その延長線上にあるようなたいして本気にもなれない大学教育を受けると考えると、やだなあ、もう飽きた。という思いがあったからです。
 最初は音楽系の大学に行くつもりでした。ですが僕は音楽をするよりも文章を書くほうが得意だったのです。僕よりも音楽仲間のほうが圧倒的にギターがうまいし、耳がよいというのもありました。僕はあのひとには勝てないと確信しました。
 文章にはちょっとした自信を持っていました。中学一年ぐらいから本格的に小説を書きはじめ、いくどか僕の書いた文章が生徒の目に触れることもあったし、先生にも「君だけが生徒のなかで唯一日本語をちゃんと書いて、考え、自分の意見を言えている」と言われたことで自信がつきました。

小説が好き

 創作科に入ってからは、まだまだ僕の文章は拙いことを知りました。挫折というものではありません。全然予想していたことです。それから僕は創作科で学び、小説とはストーリーだけではなく、もっと違った部分でもおもしろいということがわかってきました。
 いままではフィクションであればなんでも(マンガ、エロゲ、演劇、映画、ゲーム)同じぐらい好きだったのですが、いまでは小説が一番好きな媒体です。

プログレッシヴ・ロック

 音楽はロックが一番好きです。T.RexLed Zeppelin忌野清志郎、などが流れる家庭だったので知らず知らずのうちにロックが好きになっていました。物心がつき、自分から音楽を聴き始めてからしばらくすると、ロックって一辺倒じゃないか? という思いを抱くようになりました。いま思うとだれもが通る道だなあ、という感想がうまれます。そこから僕はなにを聞くようになったかと言うと、メタルやプログレッシヴ・ロックでした。まったくロックから離れていません(いまではほとんどのジャンルが好きです)。
 というのも、音楽というのは人間の手で奏られてはじめて音楽となる、という古い価値観を持っていたからです。だから、バンドというものにこだわっていました。
 一辺倒ではない、複雑で構築的なロックはとてもよいものです。知的です。
 もちろん感覚だけのロックも好きです。ですが、僕はどちらかと言えば感覚を論理的に説明したい性格なので、感性だけで作られたものよりかは、考えたうえで作られたもののほうが好きです。
 それは音楽だけではなく、小説、フィクションでも同じです。

思想について――ラディカルな日和見主義

 僕は特定の思想に与しているわけではありません。
 テクスト読解については、バルトが言った、作者の死、という概念を踏まえて読むことがほとんどです。ですが、私小説的な読解も役に立つことがあるので、全否定するわけではなく、フレキシブルに使います。
 つまり、ラディカルな日和見主義と言えるかもしれません。
 ラディカルな日和見主義はテクスト読解だけではありません。社会問題を考えるときや、対人関係、思想、そのほかもろもろ、考えることすべてがラディカルな日和見主義です。

僕が書いたもの――小説以外

 よく時事ネタから記事を書きます。世間の風潮とは真逆のことを言ったりします。ですがそれは本当に僕が言いたいことではないかもしれません。論理的に考えて、このような解釈もありえる、と提示しているのに過ぎません。もちろん論理的に考えたものではあるので、合っているとは思っていますが、倫理的に正しいかどうかは知りません。

僕が書いたもの――小説

 いまブログにあげている小説は『幻翼の天使』しかありません。ですが、『幻翼の天使』の連作短篇というシステムは、僕が書きたいことすべてが書けるシステムだと思います。
 更新頻度は遅く、文量も少ないですが、読んでいただけるとありがたいです。
 大学で書いたものも公開したいのですが、関係者に僕のブログが露見する危険性があります。知人のアクセスや人脈がまったく入っていない状態で勝負がしたいのです。

星空文庫

 フィクション作品はすべて星空文庫に投稿しています。ブログにも投稿しているのですが、星空文庫のほうが読みやすいと思います。ブログのタイトル下にリンクが貼ってあります。

Twitter

 Twitterアカウントを持っています
 ブログにコメントを書いてくれたほうがほかの読者も読みやすいのでそちらのほうがよいのですが、Twitterでもかまいません。ブログ以外のコメントなどはTwitterが一番よいでしょう。
 Twitterでは、考えていることや、考えたことや、ちょっとした感想などをつぶやいています。頻度はそれほど多くなく、無意味なツイートやリツイートはしないので、フォローしてもタイムラインを汚すことはないと思われます。是非フォローしてください。

ひらがなに開く

 僕の文章はけっこうひらがなに開いている言葉が多いです。この記事内でも、ほか、とき、よい、などが目につきます。
 とき、はほとんどの小説家がひらがなだと思います。こと、も同様です。
 ほか、よい、など、ほう、は、漢字にすると、他、良い、等、方、ですが、この漢字は、他(ほか、た)良い(よい、いい)等(など、ら)方(ほう、かた)と二通り読めます。こういうものは例外なくひらがなに開いています(たぶん)。

おわり

 はじめて来られたかたは、小説『幻翼の天使』か、「おすすめの記事」から読まれることをおすすめします(右上)。
『幻翼の天使』は一番下が一番古いものですが、順番に読まなくても大丈夫だと思います。