転々し、酩酊

すなわち、世界ではまだ何一つ最終的なことは起こっておらず、世界の、あるいは世界についての最終的な言葉はいまだ語られておらず、世界は開かれていて自由であり、いっさいは未来に控えており、かつまた永遠に未来に控え続けるであろう、と。(『ドストエフスキーの詩学』P.333)

自作解説

「あまねくアルペジオ」、小説的な書きかたについて

「あまねくアルペジオ」について 翼のある人間の世界では、やはり飛べるということを利用したパフォーマンスなどがあると思う。もちろんそれをそのまま書いてもいいのだけれど、学生が思い立ってやったものが飛ぶこと、ということにすることで、この世界のな…

というわけでソネット書いてみたよ

『愛された子だけが愛をうけとることができる夜』 伸び出たレンガから煙 町娘は雪がちらつく星空をみる 子供の急かす声を聞きながらシチューを煮る 酒太りした腹をさすり 池には森の家族が映り 例年のようにひとつの命が散る ある人間の子供は両こぶしを握る…

「これは天啓」について

これは天啓 『幻翼の天使』の二番目に書いたやつ。 前回の「幻翼浮遊」は恋愛と、翼がないことの苦悩を描いた。 今回は『幻翼の天使』の世界観の説明、みたいなもの。翼を持つ人間にスポットを当てたものから、一気に大きな枠に飛んでみた。 翼がない人間た…

「幻翼浮遊」について

幻翼浮遊 『幻翼の天使』の最初に書いたやつ。 これは大学の友人と、なにか冊子を作ろう、ということで7人ぐらい集まって書いたときのもの。 いざ皆の作品を持ちよってみるとみごとに方向性がバラバラだったので、冊子としてこれはどうなのか? ということに…